顎(がく)関節症

トップへ

口臭治療


口臭治療の予約

お口のエステnew

レーザー治療

小児治療

金属アレルギー  環境ホルモン

保険治療

親知らず

交通機関

京都府京田辺市
松井ケ丘1-11-2
河村歯科
電話 0774-62-8020

 (がく)関節症に関しては多くの先生方がネット上でも表されているので、ここでは私見を中心に述べます。

  咬みあわせ(咬合)が悪いから顎関節症が起こるのか?


 論から言うと、よくない咬みあわせの患者さんでも全く症状のない人の方がたくさんいらっしゃいます。では、
  精神的、肉体的ストレスが顎関節症をおこすのか?  それだけでも顎関節症は起こりません。
  でも精神的、肉体的ストレスで、ブラキシズム(食事時以外の 噛み締め 喰いしばり 歯軋り)がおこりやすくなります。
  「こんな会社やめたるわい」というCMが数年前に流されましたが、普通はそういう言葉を吐くより、感情を押し殺し、自分自身をまわりに合わせていこうと努力されます。それらのストレスのはけ口の一つとして、障害の出るブラキシズムが起こるとがあると考えています。(原因はそれだけとはいえませんが)噛み締め、喰いしばり、歯軋りは、ほとんどの人がしていると、多くの研究者が発表しています。3月、4月は受験を終えた学生さんが顎関節の痛み、口が開かない、口をあけるときに音がする、という症状を訴えて来院されます。ほとんどの患者さんはなんらかのストレスがあるように思えます。それらの患者さんは、人に迷惑をかけたくない、自分の感情を押し殺してでも人によく見られたいという気持ちがあるようです。私はこのような気持ちを持つことを大切にしたいと考えています。

  でもそれだけでは顎関節症は起こりません。人体にはこうむったストレスを受け入れて、顎に障害がでないようにしようとする適応力があります。歯が磨り減りやすい人は磨り減ることでブラキシズムのエネルギーをなくし、歯が植わっている組織(歯肉 骨)が弱ければ、負担がかかった歯がぐらつきだし、歯周病を起こします。歯も磨り減らず、歯周病も起こらないと(骨が強いと)、顎の関節にかかる負担が大きくなります。でも、顎の関節にも適応力があり、ある程度その力を少なくすることができます。

  それらのどれもおこらず、顎の適応力が限度をこえると、顎(あご)関節に強い力がかかり、障害を受け、痛み、口が開かない、音がするといった症状がでるのです。つまり、歯が磨り減らず、歯周病が起こらず、顎の適応能力が低い人が顎関節症をおこしやすいと考えます。若い方は、あまり歯の磨り減っておらず、骨もまだ強いので、顎に障害が出やすいようです。顎の強さ、適応力は男性のほうが勝っており、顎関節症は女性に多くでます。当院でも顎関節症の90%は女性です。顎の適応力ということから考えると、咬む力が弱い人、つまり咬む筋肉が十分発達していない人には顎関節症が出やすいようです。

 下あごの骨が後ろ上方にずれ、それに伴い、
クッションの仕事をする関節円盤が前にずれています。口をあくときに関節円盤が引っかかり、
カクツというような音がしたり、口が開きにくくなったり、痛みを感じたりします。










治療法はホームケア(生活習慣の改善など)  薬物療法(消炎鎮痛剤  筋弛緩剤) スプリント療法(マウスピースのような装置を主として夜間いれてもらう)などを併用します。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送